JA新いわては、岩手県内の18市町村をエリアとし、各地に適した品種の作付けを進めています。各地域の気候条件に合った品種を作付けすることで品質の高いお米を生産し、消費者の皆さまにおいしいお米をお届けしています。10月に入り新米が販売されていますので、今年もおいしい「新米」を味わってみてください。
10月に入ると新米も出回り食欲の秋本番を迎えます。日本人の主食である「お米」は全国で726万9千t(令和4年産)生産され、岩手県では24万7600t生産され、全国で10位の生産量になっています。
JA新いわて管内では、令和5年は2万127tの出荷を予定しています。品種別には、「銀河のしずく」5620t、「あきたこまち」1万8t、「ひとめぼれ」1271t、「いわてっこ」2756t、その他品種472tの出荷を予定し、品種ごとの適地適作により、品質の高いお米の生産に取り組んでいます。
近年、全国的に新しいお米の品種が発表されています。JA管内では平成28年にデビューした岩手県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」の作付けを拡大しています。「銀河のしずく」は、日本穀物検定協会が実施する米の食味ランキングで、令和4年産まで5年連続で最高ランクの特A評価を獲得しています。岩手県農業研究センターが約10年の歳月をかけて育成した水稲品種で、栽培適地の指定や作付け経営体の登録を行い、銀河のしずく栽培研究会で定められた基準を守り、丁寧に栽培されています。白くてつややか、かろやかな食感が特徴の「銀河のしずく」。新米の時期に、ぜひ味わってみてください。
農業の分野でも、IT化などスマート農業の導入が進んでいます。スマートフォンから操作できるなど、作業の効率化や労力軽減につながるものも多くあります。新たな米作りについても一部になりますが、ご紹介致します。
お米を使ったソウルフードとして人気の「おにぎり」。おにぎりの起源は諸説ありますが、原型とも呼べる食べ物は、平安時代の「頓食(とんじき)」と考えられています。これは蒸したもち米を握り固めたものとされており、貴族が宴の際に振る舞ったり兵士の携帯食として食べられていたようです。
海苔で巻かれたおにぎりが登場するのは江戸時代中期の頃からとされています。板状の海苔が庶民に普及してきたことと、栄養豊富で食べやすいことなどから、おにぎりに海苔を巻く習慣が根付いたと言われています。
田植え機の自動直進や自動旋回の機能は、労力軽減やコスト削減につながっています。また、収量コンバインは、収穫しながら収量、水分測定、タンパク値(食味)を圃場ごとに確認することができます。
水田用の水管理システムは、スマートフォンから田んぼの水の量や水温などを確認することができます。また、給水ゲートの開閉もスマートフォンから操作できるので、労力削減につながっています。
お米作りのスマート農業分野としては、早い段階から導入が進んでいる農業用ドローン。薬剤散布や追肥の作業の他、現在は直播が可能で、苗を作る施設や労力の削減にもつながっています。
圃場の情報をデータ化し、パソコンやタブレットで確認することができます。データを一元管理することで、複数の圃場の情報を素早く確認することができ、作付け計画や作業指示もスムーズになります。
JA新いわての米作りは、全国的にも畜産が盛んな地域で、耕畜連携により肥沃な堆肥をふんだんに使い、化学肥料の使用を抑えた栽培が浸透しています。また、管内18市町村の広大なエリアで地域に合った品種の作付けを推進し、それぞれの品種が、より美味しいお米に仕上がるように取り組んでいます。近年は、岩手県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」の栽培適地の拡大により、管内での作付けも増えています。「銀河のしずく」頂上コンテストでも優秀な結果を残しています。今後も生産者間で切磋琢磨し、美味しいお米を生産し、消費者の皆さまにお届けしていきます。
岩手県産米の中でも、際立って白いお米
◆炊飯米の白さ(岩手県農業研究センター調査)
炊飯米の白さの測定値※1 | 炊飯米の白さ(食味官能値)※2 | ||
---|---|---|---|
基準米:あきたこまち | 基準米:ひとめぼれ | ||
銀河のしずく | 1.52 | 0.57 | 0.30 |
岩手県産 あきたこまち |
0 | 0 | – |
岩手県産 ひとめぼれ |
1.21 | – | 0 |
※1 色彩色差計(ミノルタ社製CR-310)による分析値。あきたこまちを基準とした場合。値が大きいほど炊飯米が白い
※2 食味官能試験の平均値(+3 ~-3 の7 段階評価)。値が大きいほど炊飯米が白い。
五つ星お米マイスターから高評価
平均評価 | ||
---|---|---|
外観 | 4.1 |
光沢があり、粒揃いがよくふっくらと炊きあがった。 |
香り | 3.7 |
食欲をそそる、よい香りがする。 |
味 | 3.9 |
口の中でかむほどに甘みが広がる。 |
粘り | 4.1 |
粘りはほど良くありながら、ほつれ感も良好。 |
硬さ | 3.7 |
しっとりしていて高級感がある。ほどよくほぐれて良い。 |
総合評価 | 4.0 |
甘みがあり粒もしっかりしている。程よい柔らかさで、冷めてもおいしい。 |
※東京都内の五つ星マイスター 31人からの評価の平均値。
評価点:5(とても良い)、4(良い)、3(どちらともいえない)、2(悪い)、1(とても悪い)
冷めても、変わらない美味しさ
※首都圏の女性 23 人の「銀河のしずく」を食べていただいた評価の平均。
評価点:5(とても良い)、4(良い)、3(どちらともいえない)、2(悪い)、1(とても悪い)
「銀河のしずく」の詳しい情報は こちら から
純情産地いわての店
みのるダイニング純情産地いわての店「みのるダイニング」は、岩手県産のグリル料理をメインに、県産食材を使った料理が楽しめるお店で、お米は「銀河のしずく」を100%使用しています。おすすめの「いわて純純ハンバーグ定食」は、厳選した県産肉と野菜を使った料理が「銀河のしずく」を炊き上げたごはんと一緒に楽しむことができます。美味しいデザートもおすすめです。
〒020-0034
盛岡市盛岡駅前通1-44盛岡駅ビルフェザンおでんせ館1F
TEL:019-601-7214
営業時間:11:00~21:30(ラストオーダー21:00)
岩手自慢の食材が集まる地産地消にこだわったレストランで、お米は「銀河のしずく」を使用しています。ランチでは、おいしい霜降りの高級黒毛和牛「いわて牛」の焼肉を銀河のしずくとともに味わうことができます。また、ディナーでは肉本来のうま味を味わえるヘルシーな「いわて短角和牛」などを「銀河のしずく」とともに贅沢に味わうことができます。
〒020-0024
岩手県盛岡市菜園1-14-10第二産業会館1階
TEL:019-606-3739
営業時間:
[ランチ] 11:30~14:30
[ディナー] 平日 17:00~22:00、土・日・祝 16:00~22:00
定休日:年末年始
うなぎ
コクのあるタレとの相性は抜群です。旨味が引き立つ!納豆
納豆の味とごはんの味、お互いの味を広げる!いくら
いくらの醤油漬けとの相性は良く、全体の味わいもまとまる!唐揚げ
ジューシーな唐揚げに負けない、ごはんの旨味!エビチリ
甘酸っぱいピリ辛には、コクのあるごはん!「いわての美味しいお米提供店」は こちら から
JAでは、持続可能な営農に向けて、認証GAPの取得に取り組んでいます。
廃プラスチックや廃ビニールなどの農業用品を回収し、適切な処理を行っています。
小学生に農業体験の場を提供し、地域農業と食への理解を深めています。
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。
わたしたちJAは「食と農を基軸として地域に根差した協同組合」であるJAの特性をふまえ、SDGsの目標達成に向けて事業活動に取り組んでいます。
アンケートにご回答いただいた方から抽選で銀河のしずく(2㎏)と短角牛レトルト3点セットを抽選で10名様にプレゼント!
銀河のしずく(2㎏)と
短角牛レトルト3点セット
を10名様にプレゼント!
令和5年11月12日(日)
●当日の消印有効
●当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
●応募者の個人情報はアンケートの集計、賞品の発送の目的以外には使用することはございません。
11月12日(日)をもちましてアンケートの募集は締め切りとさせていただきます。
多数のご応募、誠にありがとうございました。