JA新いわて二戸地域野菜生産部会レタス専門部は4月4日、一戸町でレタス栽培講習会を開いた。専門部員と岩手町の生産者約30人が参加し、本番を迎えるレタス栽培のポイントなどを確認した。
昨年度の栽培を振り返り、本年度の気象の経過や病害虫の発生状況、育苗管理や適正施肥などを確認した。また、高温乾燥対策資材など、近年続く高温対策について学んだ。
高橋政一専門部長は「奥中山高原レタスは今年61年目を迎える。初心に戻り、100年続く希望の持てるレタス産地にしていこう」と呼びかけた。
講習会終了後は、施肥個別面談会で土壌診断を元に個別の施肥設計について話し合った。
本年度は42人が約200ヘクタールに作付けし、5月下旬から10月末まで出荷する。