JA新いわて久慈営農経済センターは3月13日、同センターでピーマン育苗・圃場準備指導会を開いた。生産者約20人が参加し、定植までの圃場の準備や育苗管理のポイントを確認した。
同センターは、ホウレンソウに次ぐ新たな園芸品目としてピーマンの作付けを推進、2025年度は前年度を上回る21人が1.75ヘクタールに作付けする。
今年からハウス4棟でピーマンの栽培を始める久慈市の佐藤正義さん(50)は「ハウスピーマンは出荷期間が長いので経営の柱の品目に考えている。JAや普及センターに教わり、基本を身に付ける1年にしたい」と話す。 同センター米穀園芸課の谷地早人さんは「ピーマンの作付けを推進して4年目になるが、生産者と面積は確実に増えている。苗作りから初期管理が収量に大きく影響するので、定期的な指導会や巡回を行い生産者の栽培技術の早期確立に努めていきたい」と話す。