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宮古エリア 2025年03月12日 (水)

「アンジェレ」播種開始 
出荷ロス少ないミニトマト

JA新いわて宮古エリアで、全農オリジナル品種のミニトマト「アンジェレ」の播種作業が始まった。「アンジェレ」はへたなし、ばら出荷などによる収穫・調整作業の省力化が可能で、土地の少ない地域での施設栽培品目として期待される。「アンジェレ」は契約販売で価格が安定しているため、計画を立てやすいのもメリットだ。

 同地域では2021年から栽培を始め、今年は新たに1人が取り組む。10アール当たり収量5トンを目指している。

 宮古市の扇田友和さん(39)は「昨年はモデル圃場としてJA全農いわてから指導を受け、栽培のポイントや課題が見えた。昨年を上回る10アール当たり収量6トンを目指したい」と話す。

 宮古営農経済センターの石井健吾さんは「アンジェレは収穫・調整作業の省力化が可能で、出荷ロスが少ない品種。土地の少ない地域の夏秋期の施設栽培品目として期待は高い」と話す。

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