JA新いわて管内では、3月に入り野菜の播種作業が本格化している。野菜苗を供給する八幡平市の田村真理子さんのハウスでは、ピーマン10万本分の播種が始まった、200穴のセルトレーに種をまき、4月上旬にポットに鉢上げして管理され、5月上旬から地元を中心に苗の出荷が始まる。
田村さんは「農家さんがしっかり収穫できるよう良い苗を届けていきたい」と話す。
JAでは比較的取り組みやすい品目として2019年から夏秋期の露地ピーマンの栽培を推進してきた。24年度は販売額が初の10億円を突破し、過去最高の12億3690万円となった。夏場のピーマン産地として地位を確立させ、15億円の販売を目指している。