JA新いわては2月3日、盛岡市でグローバルGAP団体認証実績検討会と、栽培管理アプリ「Agrihub(アグリハブ)」の講習会を開いた。グローバルGAPに取り組む生産者と関係者約30人が参加した。
参加者は、昨年10月に受けた農場などの更新審査の指摘事項と是正報告の内容を確認し、継続的な認証取得に向けて取り組み状況などの情報を共有した。
また、24年度から導入している栽培管理アプリ「アグリハブ」の追加機能を学び、集出荷システムとの連携した運用方法を確認した。
団体事務局のJA新いわての田村繁行さんは「19年の認証取得から6年が経ち、新たに取り組む生産者も増えている。生産者間の情報共有により10年先を見据えた産地づくりを進めていく」と話す。
JAは、国際ルールに基づいた農業に取り組み持続可能な農業を推進し、10年先を見据えた産地づくりを進めるため、グローバルGAPの団体認証取得に取り組んでいる。ブロッコリーとレタスで2019年に団体認証を取得し、24年度は新たにレタスで7農場(一戸町奥中山地域で4農場、岩手町で3農場)が加わり、全17農場が認証を取得している。