全国のリンドウ生産者が一堂に会する「第2回りんどうサミット(主催:第2回りんどうサミット実行委員会)」が10月25日、秋田県内で開かれた。「ここからはじまる未来の絆」をテーマに、生産者と関係者約100人が集まった。
同サミットは全国のリンドウ生産者のつながりでリンドウ業界を盛り上げることを目的に開かれ、北海道から宮崎県のリンドウ生産者と関係者が参加。秋田県内のリンドウ産地である藤里町、由利本荘市、大仙市の圃場を視察し、栽培技術などを学び交流を深めた。
第1回で実行委員を務めたJA新いわて八幡平花卉生産部会の齊藤正樹部会長は「八幡平市から始まった同サミットが受け継がれ、秋田県で開かれ良かった。全国の生産者と情報を交換してリンドウ業界を盛り上げていきたい」と話す。
実行委員長を務めたJAあきた白神りんどう生産部会の桂田浩樹部会長は「岩手県の生産者の思いの強さと協力があって無事に開催できた。前回は憧れでもある『安代りんどう』の産地を見られて意識も高まった。私たちも追い付く気持ちで産地を盛り上げていきたい」と話す。
同サミットはリンドウ生産者が主体となり開かれ、第2回はJAあきた白神りんどう生産部会、JA秋田おばこりんどう部会、JA秋田しんせいリンドウ部会、JA新いわて八幡平花卉生産部会、長野県の種苗会社スカイブルー・セトが実行委員となり開かれた。