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JA新いわて管内 2024年09月17日 (火)

冬の味覚「寒じめほうれんそう」
久慈地域で播種始まる

JA新いわての久慈地域で「寒じめほうれんそう」の播種(はしゅ)作業が始まった。2024年度は約6ヘクタールに作付けを予定。出荷は11月下旬から始まる。

寒じめほうれんそうは、冬場の寒さに当てて甘さを増し、糖度8以上になったものだけを出荷する。冬の味覚として人気が高い。

19年には、目の健康維持に効果があるとされる「ルテイン」を含む機能性表示食品に登録され、味の良さや見た目のインパクトに加え、健康機能や有効成分といった付加価値を高めた販売を進めている。

普代村で寒じめほうれんそうを生産する中村駿人さん(31)は「寒さにしっかり当てることで甘みが増していくので冬場だけ味わうことができる。出荷を楽しみにしていてほしい」と話す。 本年度の出荷は11月下旬から翌年2月末まで。地元市場を中心に三陸自動車道を活用した販路拡大を進めていく。

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