JA新いわて南部営農経済センターは9月3日、雫石町で「銀河のしずく」現地指導会を開いた。生産者ら約100人が参加し、生育状況や刈り取り適期などを確認した。
2024年産米の生育は順調に進んでいるが気温の高い日が続き、刈り取り適期は昨年度並みに早まる見込みだ。
盛岡農業改良普及センター産地育成課技師の村岡希さんは「刈り遅れによる品質の低下を防ぐため、計画的に作業を進めてほしい」と呼びかけた。
JA新いわて銀河のしずく研究会会長の細川義経さんは「銀河のしずくは、食味ランキングで特Aを獲得している。適期刈り取りを徹底し品質の高い米を出荷していきたい」と意気込みを話す。
JAでは、需要が高まる県オリジナルブランド米拡大による「売れる米作り」に取り組み、25年度までに2200ヘクタールの作付けを計画し、本年度は2000ヘクタールに作付けした。同町は約950ヘクタール(前年度比192%)に作付けしている。