岩手町を中心に生産されるブランドキャベツ「いわて春みどり」のラッピングトラックが完成し、JA新いわて東部地域営農経済センターで12日、生産者や関係機関にお披露目された。
デザインは、JA新いわて東部地域春みどり専門部会が生産する「いわて春みどり」の特徴や産地が感じられるものになっている。キャチコピーを「夏に味わう春の味」とし、夏場に春系の柔らかくて甘いキャベツを出荷する産地であることが伝わる。
完成したトラックは首都圏等の市場への輸送に使われ、多くの消費者に「いわて春みどり」を知ってもらうきっかけにと期待が高まる。
苅谷雅行代表理事組合長は「いわて春みどりの栽培を始めて40年の節目を迎えた。このラッピングトラックが、柔らかくて甘い『いわて春みどり』を多くの消費者に広くPRし、ブランド力向上への期待が高い」とあいさつした。
同専門部会の田中輝彦部会長は「『いわて春みどり』の特徴や産地を感じてもらえるデザインで完成した。さらに認知度を上げていきたい」と話す。 ラッピングトラックは、フィリップモリスジャパン合同会社と一般社団法人RCFが共同で実施している農業振興プログラム「いわて農業未来プロジェクト」により、岩手町で取り組む「いわて春みどりブランディングプロジェクト」の取り組みの一貫として制作した。