「いちのへふるさとPR大使」である一戸町立奥中山中学校の3年生14人は6月13日、出荷本番を迎えた奥中山高原レタスを盛岡市内でPRした。レタス産地として60周年を迎えたのを機に、一戸町やJA新いわてが協力し初めて行った。
生徒らは、JA二戸地域野菜生産部会奥中山支部レタス専門部の高橋政一さんの圃場で、専門部員らの指導でレタスを収穫した。収穫したものを含め240玉のレタスとレシピや一戸町の魅力を掲載したパンフレットを盛岡市内で配布し、一戸町の魅力をPRした。
参加した同校3年の西舘陽里さんは「始めてレタスを収穫したが楽しかった。みずみずしくおいしい奥中山高原レタスは地域の宝。広く知ってもらい奥中山にも来てほしい」と笑顔で話す。
高橋政一専門部長は「今年も出荷最盛期を迎えている。今回の取り組みは、60年続くレタス産地を地域の子どもたちに理解を深めてもらうための機会にもなった」と話す。
同地域は東北一のレタス産地で、「奥中山高原レタス」として親しまれている。出荷を始めてから今年で60周年を迎える。