JA新いわて久慈営農経済センターと久慈農業改良普及センターは5月16日、洋野町と野田村でピーマン定植現地指導会を開いた。16人の生産者が参加し、定植のポイントと収穫期までの管理について確認した。
普及センターの担当者が定植の準備や注意点、収穫期までの管理のポイントを説明し、参加者は実際に定植作業を行い、作業のポイントなどを学んだ。
JAの同センターでは、新たな園芸品目としてピーマンの作付けを推進し、2024年度は前年を上回る15人が1.5ヘクタールに作付けする。
洋野町の宇名澤順一さんは「今年で3年目になるが、昨年は計画した収量をあげることができた。今年は面積を拡大したので、管理を徹底し収量を増やしていきたい」と意気込む。
JA久慈営農経済センターの谷地早人さんは「ピーマンは初期管理が収量に大きく影響する。今後も指導会や巡回を行い栽培技術の向上による所得向上につなげていきたい」と話す。