首都圏の「大地を守る会」の会員35人は5月11日、短角牛の山上げツアーで久慈市短角牛基幹牧場(エリート牧場)を訪れ、牛と触れ合うとともに生産者と交流を深めた。
同ツアーはオイシックス・ラ・大地と総合農舎山形村が主催し、2012年から短角牛の山上げ時期に合わせて開催。訪れた会員らは生産者の説明を聞きながら、放牧されたばかりの「山形村短角牛」と触れ合いを楽しんだ。
家族と訪れた千葉県の佐々木潤子さんは「写真で見たことはあったが、実際に来てみて牧場の広さや元気に走り回る牛たちに感動した」と話す。
JA新いわてくじ短角牛生産部会の柿木敏由貴部会長は「消費者と産地をつなぐ活動は、今後も重要になってくる。実際に産地に来てもらい、牛のいる風景や空気を感じてほしい」と話す。