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久慈エリア 2024年05月09日 (木)

基幹牧場で放牧始まる

JA新いわてが管理する久慈市短角牛基幹牧場(エリート牧場)で5月9日、2024年度の放牧が始まった。厳しい冬を牛舎で過ごした短角牛の親子が放牧された。

同市で生産される山形村短角牛は「夏山冬里」方式で飼育されている。春から秋の放牧時に優れた雄牛を放ち、自然交配する繁殖スタイルを取っている。冬場に生まれた子牛は5月上旬に放牧され、秋まで母牛と自然の中で過ごす。本年度は6か所の牧野で200組以上の短角牛の親子が放牧される。

生産者や関係者らは「冬を越え無事に放牧することができた。秋まで健康に過ごして無事に帰ってきたほしい」と口をそろえていた。

放牧のようす
放牧のようす
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