JA新いわては、園芸の販売目標を125億円とし、ピーマンを最重点品目として推進を進めている。生産農家の拡大が進み、2023年度は過去最高となる9億3955万円の実績となった。JAでは、10億円の販売を目指しており24年度も新たな生産者によるピーマンの作付けが進んでいる。
JAでは、比較的取り組みやすい園芸品目として露地ピーマンの推進に力を入れ、各エリアで新規栽培者向けの指導会を開いている。
二戸営農経済センターは11日、同センターで新規栽培者向けに指導会を開いた。新たに作付けする生産者10人が参加し、圃場の準備から定植までの栽培のポイントを確認した。
二戸エリアでは、新規生産者の拡大が進み、23年度は過去最高の5億1363万円の販売実績。新規栽培者を対象とした指導会を開き、栽培技術の定着を図っている。24年度は5億7000万円の販売を目指している。
JAの畠山栄一常務理事は「園芸品目の中でピーマンを最重点品目として生産拡大をすすめ23年度は過去最高の販売額となった。夏秋期のピーマン産地として期待も高まっているので、栽培技術の向上と確立に取り組み、産地としての責任を果たしていきたい」と話す。