ＪＡ新いわて宮古営農経済センターとＪＡ宮古地域わさび生産部会は４月１０日、岩泉町で出荷が始まる花ワサビの出荷目揃い会を開いた。生産者と関係者ら約５０人が参加し、本年度の出荷規格などを確認した。

吉澤誠部会長は「今年から出荷方法に変更がある。変更点に気を付け今年も良い花ワサビを出荷していこう」とあいさつした。

畑ワサビは春になると花芽が出てくるが、株の生育を阻害するため全て摘み取り、花ワサビとして出荷している。本年度は生食用４．７トン、加工用２８．８トンの出荷を計画している。花ワサビは春の味覚として親しまれ、料亭などでも利用されている。出荷は５月中旬まで。