ＪＡ新いわて久慈営農経済センターは３月１２日、同センターでピーマン育苗・圃場準備指導会を開いた。生産者２１人が参加し、定植までの圃場の準備や育苗管理のポイントなどを確認した。

同センターでは、新たな園芸品目としてピーマンの作付けの推進をすすめ、２０２４年度は前年を上回る１５人が約１．５ヘクタールに作付けする。

久慈市の北村学さんは「ホウレンソウを栽培しているが、昨年は夏場の高温の影響を受けた。今年から４アールにピーマンを作付けし、夏場の安定収入につなげたい」と話す。

同センター米穀園芸課の谷地早人さんは「ピーマンの作付けを推進して３年目になるが、面積は確実に増えている。栽培において苗づくりから初期管理が収量に大きく影響するので、指導会や巡回を行い栽培技術の向上による所得向上につなげていきたい」と話す。