東日本大震災から13年目となる3月11日、岩手県八幡平市で、子育て中の女性が中心となって活動する「花っ娘」が運営する「花っ娘Dry flower shop」は、復興への願いを込めて、リンドウなどのドライフラワーを使ったボタニカルキャンドルに火をともした。
同店代表の宮野亜由美さんがこの催しの発起人。就農してリンドウの栽培を始めたのが東日本大震災のあった年だったことから、特別な思いがあり、自分たちに何かできることがないか考え、同店の最終営業日の3月11日にキャンドルに火をともしている。今年で3回目。
宮野さんは「今年1月には能登半島地震もおきている。この催しを機に、震災の記憶の風化を防ぐことができればうれしい」と話す。