雫石町の女性の花き生産者でつくる「ちゃっとのーむ花の会」は、自らが生産するリンドウなどのドライフラワーや冬場に生産される花を使い、フラワーアレンジメント教室などのワークショップを開き、人気が高まっている。同会は花き栽培をする女性の目線から、花の有効活用や魅力の発信に取り組む。2020年から活動を始め、会員数は現在15人。農閑期の11~3月に活動している。
2月17日には、雫石町の七ツ森地域交流センターで「アクリルバルーンフラワーアレンジメント教室」が開かれ、20組の親子らが参加。同会メンバーの指導でリンドウなど約8種類のドライフラワーを使ったアクリルバルーンフラワーアレンジメントを楽しんだ。
同会代表の松ノ木奈々子さんは「アクリルバルーンフラワーアレンジメントは、インテリアとして自分で楽しむほか贈りものとしても使える。ワークショップや花育活動を通じ、同町産の花を知ってもらう機会を増やしていきたい」と話す。