JA新いわてや行政で構成する久慈地方農業農村活性化推進協議会は2月15日、久慈市文化会館で令和5年度久慈地方農業振興大会を開いた。
表彰式で久慈地方農業表彰に1法人と1人、畜産優秀者表彰に1法人と5人、園芸生産拡大表彰に2法人と11人が受賞し表彰状が手渡された。また、令和5年度「夏期ほうれんそう収量アップコンクール」の優秀者表彰もあわせて行われ、1支部および3人に賞状を手渡した。
同協議会は毎年、生産意欲の高揚、農業・農村の活性化を目的に表彰事業を実施している。
農業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、特にも資材価格の高騰は生産現場に大打撃を与えている。そうした中でも消費者の生活を支えるべく、また、地域農業の未来を守ろうと決意を新たにしている様子だった。
また、開会に先立ち久慈地域の伝統芸能紹介として、野田村大黒舞の会による南部大黒舞が披露された。
表彰式後には、一般財団法人VISITはちのへ事務局次長兼物産振興課長の木村聡氏により、「食を通じた地域の魅力発信と地域ブランドの確立~八戸圏域の「交流人口の拡大」や「地域産品の振興」の取組~」と題して、八戸せんべい汁を活用した街の活性化の取り組み事例が紹介された。