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南部エリア 2024年02月14日 (水)

花き販売過去最高の2億3728万円で生産拡大進む 
南部地域花卉生産部会

JA新いわて南部地域花卉生産部会は2月14日、2023年度の通常総会を雫石町で開き、生産者や関係機関など約40人が出席。24年度の取り組みなどを決めた。

23年(1~12月期)の販売額は前年対比110%の2億3728万円で過去最高となった。主力のリンドウは、猛暑の影響もあったが、きめ細かい指導や情報提供により同比120%の9870万円で過去最高の販売額となった。

同部会では、リンドウの新規栽培者向けの見学会などを継続的に行い、23年度は4人が新たに作付けし24年度は2法人と2人が栽培を始める。この活動により若手生産者も増え約10年前から生産拡大が進み2.7倍の販売実績となっている。

同部会の茅橋寿男さんは「関係機関と協力することで新規栽培者も増えている。これから10年、20年頑張れる産地を作っていこう」とあいさつした。

24年度は、引き続き新規栽培者の確保や既存生産者による新規生産者への指導強化、個別の面談の実施による栽培面積の拡大により2億4150万円の販売を目指すことを確認した。

南部エリアでは、リンドウ、小菊、ユリを中心に約30種類の花を通年で出荷している。

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