JA新いわては1月11日、雫石町で2023年度営農指導員研究発表会を開いた。最優秀賞には、久慈営農経済センター南部地区担当課の畠山将太さんが輝いた。畠山さんは久慈地域におけるピーマンの生産振興について発表した。畠山さんは2月7日のJA岩手県営農指導員研究発表集会でJA代表として発表する。
畠山さんは、同地域の主力品目であるホウレンソウが温暖化の影響で栽培しづらくなっている現状を踏まえ、新たな園芸品目としてピーマンを推進。関係機関と連携し栽培者の確保による栽培面積の拡大と、研修会や個別相談などによる育成にも取り組み収量の増加につなげた。
畠山さんは「受賞は先輩や関係機関の協力があってこそ、感謝している」と話す。
発表会には、各営農経済センターから6人の営農担当が出場。農家所得向上や地域農業の振興につながる研究内容を発表した。
優秀賞には、二戸営農経済センター一戸地区担当課の畑中大樹さん、宮古営農経済センター岩泉地区担当課の下河原瞬人さんが輝いた。