雫石町の女性の花き生産者グループ「ちゃっとのーむ花の会」は、自らが生産するリンドウなどのドライフラワーや冬場に生産される花を使い、フラワーアレンジメント教室や、しめ縄づくりなど季節に合わせてワークショップを開き、人気が高まっている。
同会は、花き栽培をする女性の目線から、花の有効利用や魅力の発信に取り組んでいる。20年から活動を始め、会員数は現在15人。農閑期の11~3月に活動している。
12月16日には、雫石町の七ツ森地域交流センターで、しめ縄づくり教室が開かれ、20組の親子らが参加。同会メンバーの指導でリンドウのドライフラワーなど地元の花材を使ったしめ縄づくりを楽しんだ。
同会の代表の松ノ木奈々子さんは「取り組みを知ってもらい、活動の場が増えてきている。ワークショップや花育活動を通じて、同町産の花を知ってもらう機会を増やしていきたい」と話す。
同交流センターで2月には、アクリルバルーンフラワーアレンジメント教室が予定されている。