JA新いわて管内で、菌床シイタケの出荷が本格化している。10月末時点の販売額は5億2990万円(前年対比117.5%)、今年度は10億2350万円の販売を目指している。
JAでは、年末年始の需要期に向け管内3会場で目揃い会を開き、今年度の販売対策を確認するとともに出荷規格の統一を図っている。
11月7日は、県内の菌床シイタケの主産地となる久慈地域で目揃い会を開き、生産者14人と市場関係者などが参加し、現物を見ながら細かい規格について確認した。
久慈地域菌床シイタケ部会の大矢内利男部会長は「品質を揃え、物を切らすことなく年末年始の需要期にしっかり出荷していきたい」と話す。