田野畑村産業開発公社は10月8日、地元で生産される「たのはた牛乳」を使った化粧品「たのはたボディミルク」の販売を始めた。保湿成分「セラミド」や「乳発酵液」が配合され、べたつかず、さらっとした使い心地で、上品な柑橘の香りが特徴。乳製品に比べ日持ちするのでお土産品としても期待される。
同村は酪農が盛んな地域で、牛のエサは広大な牧草地の牧草を中心に与えられている。同公社は、その生乳を使い「たのはた牛乳」「たのはたヨーグルト」を販売している。
乳製品は、お土産品としては日持ちしないなどの課題があり、日持ちする乳製品の開発を手掛けた。一関市に工場がある化粧品製造販売業マーナーコスメチックスと共同開発した。パッケージは、ホルスタインの模様とボディミルクが体に浸透していく様子をイメージし、淡いブルーと白のシンプルで酪農をイメージしたデザインになっている。
担当者は「ボディミルクをきっかけに、たのはた牛乳やヨーグルトも多くの人に知ってほしい」と話す。
200g入りで2450円(税込)。道の駅たのはた「思惟の風」の他、「ネットショップたのはた」で購入できる。
ネットショップたのはた
https://www.rakuten.co.jp/tanohatamilk/