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南部エリア 営農情報 2023年09月05日 (火)

銀河のしずく現地指導会 
刈り遅れに注意を呼びかけ

JA新いわて南部営農経済センター滝沢地区担当課は9月5日、滝沢市で銀河のしずく現地指導会を開いた。生産者ら約30人が参加し、今年の生育状況や刈り取り適期などを確認した。

今年は気温の高い日が続いたことで登熟が進み、刈り取り適期は約10日早まっている。盛岡農業改良普及センター主査農業普及員の臼井智彦さんは「刈り取り適期は過去にないほど早まる見込み。刈り遅れによる品質の低下を防ぐため、計画的に作業を進めてほしい」と呼びかけた。また、胴割れを防ぐため乾燥・調整作業のポイントなどを説明した。

JAでは、岩手オリジナル水稲品種「銀河のしずく」の栽培適地の拡大を受け、生産拡大に取り組んでおり、2023年は約1300ヘクタール(前年比212%)に作付けした。滝沢市内では、昨年を上回る121ヘクタールに作付けしている。

JAの川戸晧皓太さんは「銀河のしずくは県を代表するブランド米。適期にしっかり収穫し、品質の高い米を出荷していきたい」と話す。

刈り取り適期が早まることを受け、同市のライスセンターは9日から稼働する。

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