9月22日~10月15日に開かれる、国内最大級のグルメイベント「ダイ―ナースクラブ フランスレストランウィーク2023」に先駆け、8月21日、東北で活躍する14人のシェフが盛岡市に集まり、期間中に提供されるメニューを発表した。
注目のフォーカスシェフに抜擢された盛岡市のフランス料理「モン・フレーブ」の菊池拓紀シェフが、期間中に提供する食材や料理を紹介した。期間中はJA管内で生産される九条ネギとマッシュルームを使ったマリネなど、地元食材をふんだんに使用したメニューが提供される。
同イベントは今年で13年目。「日本の食文化を応援!トレ・ボン日本のテロワール」をキーワードに、全国で約500店のフレンチレストランが参加、岩手県内は「モン・フレーブ」など5店が参加する。「地元の生産農家を応援したい」という多くのシェフが、国産食材の魅力が詰まったメニューが提供する。
菊地シェフは「伝統を軸に進化させた料理に仕上げている。この機会に、すばらしい生産者が地元にいることも広げていきたい」と話す。
八幡平市で九条ネギを生産する合同会社みのり風土の村上博信さんは「九条ネギは、和食のイメージしかなかったのでフレンチで使ったメニューに驚いた。これを機に、地元での生産される九条ネギをもと知ってほしい」と話す。
また、集まったシェフらは前日の20日、八幡平市の九条ネギと八幡平サーモンの生産現場に足を運び生産者の声を聞き、食材への理解を深めた。
期間中は、リーズナブルな価格でコース料理が楽しめ、同店では、ランチが5000円(
税込)、ディナーが8000円(税込)でコース料理が提供される。
フランスレストランウィーク2023の詳しい情報はこちらから
https://francerestaurantweek.com/