八幡平市で九条ネギを生産する合同会社みのり風土は8月8日、八幡平市役所を訪れ、佐々木孝弘市長にJGAP(農業生産工程管理)の認証取得を報告した。
同社は、持続可能な農業経営に向けてJGAPの認証取得に向けて取り組み、7月上旬に審査会社から審査を受け7月下旬に認証を取得した。ネギによる認証GAPの取得は県内で初めて。また、同市での認証GAPの取得も初めてとなる。
報告を受けた佐々木市長は「市内で初となるJGAPの認証取得で、市としても応援していきたい。今後も見本となる取り組みに期待する」と激励した。
同社社長の村上博信さん(48)は「JGAPの認証取得は会社経営の中での社会的信用のひとつとなる。取り組みの精度を高め、作業の効率化に努めてきたい」と話す。
同社では、本年度は九条ネギ6ヘクタール、長ネギ3.5ヘクタールを作付けし、7月上旬から出荷が始まっている。