JA新いわて南部営農経済センター滝沢地区担当課は7月26日、県内一の生産量を誇る「滝沢すいか」の糖度調査を滝沢市大沢の南部マテリアルセンターで行い、同JAスイカ・メロン生産部会員と市場関係者らが品質や出荷適期を確認した。
今年は長雨による生育への影響があったものの品質は良好。食感、甘さともに上々の仕上がりで、検査では糖度14度を超えるものもあった。出荷開始時期は例年並で、7月29日に盛岡市の中央卸売市場で初せりが行われる。「滝沢すいか」は、岩手山の火山灰を含んだ土壌と昼夜の寒暖差により糖度が高いのが特徴。8月のお盆時期にかけて出荷最盛期を迎える。