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宮古エリア 2023年07月14日 (金)

へたなしで省力化 「アンジェレ」収穫始まる

JA新いわて宮古エリアで全農ブランドミニトマト「アンジェレ」の収穫が7月上旬から始まった。「アンジェレ」は、へたなしばら出荷などによる収穫・調整作業の省力化が可能。宮古営農経センターは、土地の少ない地域での施設栽培の品目として21年に導入し、今年は6人が17.5アールに作付け。品薄となる夏秋期の産地としての期待も高い。

宮古市の扇田友和さんは「今年で3年目の作付けとなる。初期の樹づくりをしっかりできたので、期間を通してしっかり出荷していきたい」と話す。

「アンジェレ」は契約栽培で事前に価格が決まるため計算しやすい品目で、JAでは10アール当たり収量5トンを目標にしている。

宮古営農経済センターの担当者は「へたなしばら出荷なので、出荷調整の省力化につながるほか、パックなどの資材費や人件費も抑えられる。夏秋期は品薄となる時期なので、シーズンを通してしっかり出荷してきたい」と話す。

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