夢ネット(各地の話題)

JA新いわて管内 2023年07月06日 (木)

野菜産地復活 夏秋野菜市場でPR

JA新いわてと一戸町は7月6日、盛岡市中央卸売市場の丸モ盛岡中央青果で夏秋野菜のトップセールスをした。昨年の豪雨や長雨の影響で甚大な被害を受けた一戸町奥中山のレタス産地の復活と最盛期を迎える夏秋野菜を市場関係者にPRした。

一戸町の小野寺美登町長は「昨年8月の大雨で大きな被害を受けたが、生産者が産地を守るという強い意志と、関係者が一つになり解決したことで、本年も元気に営農を続けることができた。今後も、消費者がよろこんでいただける一戸町産の野菜を一丸となって生産し届けていく」とあいさつした。

 二戸地域野菜生産部会奥中山支部の支部長でレタスを生産する山下達也さんは「昨年は豪雨災害で甚大な被害を受けたが、町や県、JA、JA全農いわての支援により生産者もレタス栽培を続けられ、今年も前年年並みの作付けをすることができた。今年は順調に生育している。10月までしっかり出荷していきたい」と話す。

JA管内では昨年、一戸町の他に岩手町のキャベツなども豪雨災害による甚大な被害を受けたが、関係機関などの支援を受け、今年度も例年並みの作付けとなっている。JA全体の販売は昨年の68億5723万円を上回る88億9680万円を見込んでいる。この日の出荷量は、レタス、キャベツ、ホウレンソウ、トマト、ピーマンなど約150トン。ピーク時には約500トンの野菜を出荷する。

夏秋野菜のトップセールスの様子写真
夏秋野菜のトップセールスの様子写真
夢ネット新いわてに戻る
もっと見る