宮古地域農業改良普及センターと宮古市、JA新いわては6月9日、宮古市でパート希望者等を対象とした農作業体験会を開いた。市内から18人が参加し、ブロッコリーの収穫作業などを体験。希望者はJAの無料職業紹介所に登録した。
同体験会は、宮古地域で農業振興を進める中で課題となっている労働力不足解消のために2022年から開き、今回で2回目。
参加者は、宮古市吉濱孝明さんの圃場でブロッコリーの収穫を体験し、調整作業やピーマンの圃場などを見学した。
同市から参加し求職の登録をした50代の女性は「農業を手伝う仕事を考えていたので、実際の作業内容を体験でき参考になった」と話す。
吉濱さんは「農業は収穫したものを出荷して初めて売上になる。農業に興味を持つ人が増えると農家も助かる」と話す。
JAの佐藤靖子さんは「農業振興を進めるなかで、労働力不足が課題となっている。申し込みされた方がマッチングできるようよう進めていきたい」と話す。