JA新いわてや行政で構成する久慈地方農業農村活性化推進協議会は3月8日、久慈市の久慈グランドホテルで2022年度久慈地方ホウレンソウ産地拡大実践プラン検討会を開いた。生産者と関係者約70人が参加し、23年~26年度の産地拡大に向けた取り組みについて意見を交わした。
検討会では、生産現場の現状の課題や今後に向けての提案など、生産者同士でグループ討議を行った。また、22年度に久慈農業改良普及センターが行った夏期高温対策や品種比較試験などの結果と、23年度の試験計画について説明された。
同協議会は久慈地域のホウレンソウ生産基盤強化に向けて、19年度に22年度までの4年間の生産計画などを策定し、研修会や収量アップコンクール、土壌診断や品種比較試験などの取り組みを行ってきた。
22年度の雨よけほうれんそう収量アップコンクールでは、22年4月から12月の一作当たり単収が最も高い支部と、上位の個人3人が表彰された。