野菜苗作り最盛
夏秋野菜の生産始まる
JA新いわて管内では、3月に入り野菜の播種作業が本格化している。野菜苗を供給する八幡平市の田村真理子さんのハウスでは、ピーマン13万本分の播種作業が始まった。育苗ベッドに1粒ずつ丁寧に種をまき、4月上旬にポットに鉢上げし管理され5月上旬から地元を中心に苗の出荷が始まる。
田村さんは、女性生産者で構成するJA新いわての野菜応援隊「Monzla Skasyells(もんずら すかしぇーるず)として管内の野菜のPRをしながら、ちぢみ小松菜などの野菜と、春は野菜苗を出荷している。
「今年の野菜栽培の季節がやってきた。農家さんがしっかり収穫できるよう良い苗を育て、JA新いわての野菜の魅力も発信していきたい」と笑顔で話す。
京浜市場を中心にピーマンの夏秋産地としての期待も高く、JAでは比較的取り組みやすい品目として露地ピーマンの栽培を推進する他、葉タバコの廃作の転換品目としてもすすめている。
田村さんは、トマトやミニトマトなど5月末までに合計15万本の苗の出荷を予定している。