二戸市の女性花き生産者で構成する、二戸(ニコ)りんどうの会は、花の有効利用のため出荷できないリンドウを持ち寄り活用することで会員や同業種との相互交流を図っている。今後は加工技術を習得し、ハンドメイド商品の販売を予定している。
同会は2月15日、八幡平市でリンドウ加工研修会を開いた。同市で冬の期間リンドウのドライフラワーを使ったハンドメイド商品を製作・販売する「Dry flower shop 花っ娘」で、リンドウの加工について学んだ。
加工品の販売状況を聞き、リンドウなどのドライフラワーを使ったハーバリウム作りに挑戦した。講師を務めた宮野亜由美さんは「リンドウは夏の花としてのイメージが強く、冬に目にすることは少ない。ドライフラワーにすることで、夏に咲く花を冬でも楽しむことができるので、活動を通して伝えていきたい」と話した。
また、同市の「ひとひら工房」が加工・販売する「りんどう花びら染め」を視察した。