二戸地域りんご生産部会は11月29日、二戸市の藤原淳市長を表敬訪問し、2022年度の出荷が始まったブランドリンゴ「冬恋」を贈呈した。同部会の工藤一樹部会長と冬恋研究会副会長の平秀樹さんが、今年の生育状況などを藤原市長に報告した。
22年度は、8月の豪雨や長雨などの影響が心配されていたが、平年並みの品質で今年度の出荷が始まっている。
藤原市長「長雨などの影響を心配したが品質もよく安心した。これからも良いリンゴを作っていただきたい」と激励した。
工藤部会長は「長雨などの影響が心配されたが、例年並みの品質となっているので、二戸地域のリンゴをいっぱい味わってほしい」と話す。
岩手生まれの「はるか」のうち糖度15以上で蜜入り指数が基準を満たしたものを、JA全農いわてのブランド「冬恋」として販売。同市では、県全体の出荷量の5割以上を生産し、今年は2万ケース(1ケース10キロ)の出荷を計画している。