岩手県八幡平市で、子育て中の女性が中心となって活動する「花っ娘（こ）」が運営する「Ｄｒｙ　ｆｌｏｗｅｒ　Ｓｈｏｐ（ドライフワラーショップ）花っ娘」で、ドライフラワーを使ったワークショップが人気だ。同ショップでは、夏場に生産するリンドウなどのドライフラワーを使ったハンドメード商品を取り揃え販売する他、店舗内スペースでハーバリウム、キャンドル、リースを手作りすることができる。１２月下旬にかけては、クリスマス向けのリースなどの需要が高くなる。

同ショップは２０２１年から、リンドウの調整作業に使う農作業小屋を改装し店舗として運営。自ら栽培するリンドウなどでドライフラワーを制作し、６人のメンバーが得意分野を生かしたハンドメード商品や花材の販売と、ワークショップを運営している。

初めてクリスマスリース作りを体験した同市の佐々木里美さんは「ドライフラワーでのリース作りは初めてだが、教えてもらいながらできるので分かりやすくて安心。花材も選べるので自分好みにできるのも楽しみのひとつ」と笑顔で話す。

同グループの髙橋真理子さんは「それぞれの感性を尊重した仕上がりを意識している。作っても、飾っても花で癒されるのが良いところ。一度足を運んでみてほしい」と話す。
現在は、自ら栽培するリンドウを中心に、知り合いの花農家からも仕入れて約３０種類のドライフラワーを制作し、花材のみの販売もしている。

店舗の所在地は岩手県八幡平市大更１６の４の２３２。２３年３月１１日までの平日に営業し、時間は午前１０時～午後３時。ワークショップは事前予約が必要。

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