JA新いわて南部地域花卉生産部会は11月18日、南部営農経済センターで2022年度リンドウ生産・販売実績検討会を開いた。生産者や関係者19人が出席し、今年度の出荷量が前年対比133%となり、販売額が前年度を上回る8195万円(前年対比147%)となったことを確認した。
単価の高い需要期に合わせた新品種への改植を進めたことと、出荷先の7市場との情報交換を密に行い有利販売に繋げたことが大きな要因となっている。
南部営農経済センターの水本さんは「新品種への改植が順調に進んでいる他に、生産者の丁寧な調整作業が単価の底上げにも繋がっている」と話す。
同センターでは、新品種や高温対策の実証にも積極的に取り組みを進め、新規栽培者向けの体験会を開いてきたことが、生産拡大と販売額の増加に繋がっている。