岩手県内一のサクランボ産地である二戸地域では、6月下旬からサクランボの出荷が始まっています。今年は春先の強風や低温の影響により、例年より出荷量が減少したものの品質は良好です。
二戸市のJA新いわて二戸野菜集出荷場では、JA職員が品質や着色などを入念に検査し、6月下旬から「佐藤錦」、続いて「紅秀峰」を出荷。二戸市、一戸町の生産者約50名で組織する北部地域さくらんぼ生産部会の藤村亮一部会長は「色付きや甘さの評判は良い。旬の美味しさをぜひ味わってほしい」と話します。主に贈答用として7月中旬まで出荷。高級贈答用として評価の高い佐藤錦の「夏恋」、紅秀峰の「極み」に続き、昨年発売した新ブランド「恋の雫」も好評です。