岩手町立一方井小学校の5年生12人は6月8日、まち興しをテーマに田んぼアートの田植えに挑戦しました。農事組合法人一方井地区営農組合の指導で組合が管理する30アールの水田に、児童が授業で考えた絵柄に合わせて苗を植え付けました。
絵柄は、いわて沼宮内駅に開通して20年となる新幹線と、町特産のキャベツのPRキャラクター「たまなぼうや」と、今年の干支の寅がフィールドホッケーのスティックを持つ姿にしました。
苗は観賞用水稲「あかねあそび」や古代米「紫大黒」など6種類を使用。
田植えを体験した児童は「はだしで歩くのが大変だったけど楽しかった。自分たちで考えた絵柄の田んぼを見るのが楽しみ」と笑顔で話します。
同組合の黒澤金一組合長は「児童たちが、たくさんの人に見に来てもらい岩手町を元気にしたいという思いで考えた絵柄。地域の皆さんと協力しながら田植えを楽しんでほしい」と話しました。
田んぼアートは7月後半から8月中旬に見頃を迎え、10月に児童らが稲刈りを体験します。