JA新いわてが管理する久慈市短角牛基幹牧場(エリート牧場)で5月6日、令和4年度の放牧が始まりました。厳しい冬を牛舎で過ごした短角牛の親子約80組が放牧されました。
同市で生産される山形村短角牛は「夏山冬里」方式で飼育しています。春から秋の放牧時に優れた雄牛を放ち、自然交配する繁殖スタイルを取っています。冬場に生まれた子牛は5月上旬に放牧され、秋まで母牛と自然の中で過ごします。
生産者や関係者らは「冬を超え無事に放牧することができた。秋まで健康に過ごして無事に帰ってきてほしい」と口を揃えていました。