岩手県一戸町で、11月下旬からの出荷に向けたアスパラガスの定植作業が始まりました。今年度は約17haに苗を定植し、35tの出荷で6800万円の販売を目指しています。
同町の奥中山地域では国産が出回らない11月下旬から翌年2月まで出荷しています。促成アスパラガスは、5月に定植した株を圃場で一定の寒さに当て、株を掘り起こしハウスに伏せ込む栽培方法。冷涼な気象条件を生かした栽培に取り組み、本州一早いアスパラガスの産地とし市場からの要望も強い。
生産者は「クリスマスや年末の需要期においしいアスパラガスを消費者に届けるため、しっかり管理をしていきたい」と話す。