JA新いわて南部営農経済センターは3月29日、同センターで銀河のしずく栽培管理指導会を開きました。生産者約40人が参加し、銀河のしずくの栽培のポイントや品種の特性などを確認した。
盛岡農業改良普及センター上席農業普及員の中野央子さんは「銀河のしずくはブランド米として玄米タンパク質含有率などの品質基準があります。栽培基準に基づいた過不足のない肥培管理を心がけてほしい」と説明しました。
同センターの髙橋誠司さんは「銀河のしずくは食味もよく、引き合いも強くなっています。雫石町内での作付けは昨年より約50ヘクタール増えています。定期的に指導会を開き、ブランド米としての品質基準を確実にクリアできるよう栽培管理の徹底に努めたい」と話します。
JA新いわては岩手県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」の生産拡大を進めています。栽培適地が拡大されることを受け、令和4度は約735ha(前年対比135%)の作付けを計画。需要が高まる県オリジナルブランド米の作付けによる売れる米作りに取り組んでいます。