リンドウ生産量日本一の岩手県八幡平市で、リンドウの播種(はしゅ)が始まりました。JA新いわて八幡平花卉生産部会りんどう育苗研究会のメンバーらが3月21日から約1週間、リンドウ専用の播種機を使い、大きさ1.2ミリの種を細心の注意を払いながらまきました。今年は約30品種の種を17.2ヘクタール分(162穴セルトレー約8300枚)まき、育苗ハウスで2か月半管理した苗を6月上旬に農家へ配られます。
研究会の伊藤重文会長は「品種が混ざらないように細心の注意を払っている。品質の高い安代りんどうを生産するために育苗ハウスを巡回し、生育のばらつきがないよう管理していく」と話す。
同生産部会の齊藤正樹部会長(45)は「安代りんどうは、半世紀にわたり築き上げてきたブランド。先輩方に負けないよう、1年1年しっかり生産していきたい」と話す。
令和4年の出荷は6月から始まり、10月まで続く。