JA新いわて宮古エリアで3月上旬から、全農オリジナル品種のミニトマト「アンジェレ」の播種が始まりました。「アンジェレ」はへたなし、ばら出荷などによる収穫・調整作業の省力化が可能で、土地の少ない地域での施設栽培の品目として期待されています。「アンジェレ」は契約販売で価格が安定しているため、計画を立てやすいのもメリットです。
同地域では昨年から栽培を始め、今年は6人の生産者が17.5アールに作付けをします。
宮古市の扇田友和さん(36)は「昨年から取り組んだが、出荷時の労力が比較的かからないでの例年の品目に加えた作付けが可能です。今年は2年目の栽培になるので、ポイントを押さえて栽培し、昨年を上回る収量を目指したい」と話します。
宮古営農経済センターの佐々木舟さんは「アンジェレは、へたなし、ばら出荷など、収穫・調整作業の省力化が可能だ。土地の少ない地域での施設栽培の品目としての確立を目指したい」と、意気込みを話す。