ゆはず交流館 岩手町立図書館

ゆはず交流館 岩手町立図書館外観

 「道の駅 石神の丘」から車で約5分。ゆるやかなカーブを描く大きな屋根が特徴の建物が「ゆはず交流館 岩手町立図書館」です。
 同施設敷地内には図書館のほか中央公民館と児童館が隣接しており、その中でも図書館は最も大きな建物となっています。これらの施設が「ゆはず交流館」として、現在の複合施設となったのは平成11年。施設名称は、同町の御堂観音境内にある北上川の源泉「弓弭(ゆはず)の泉」に由来しています。

たくさんの本が並ぶ館内

 現在の蔵書数は図書7万3千107冊で、本のほかにDVD、ビデオも貸し出しています。天井が高く広々とした館内には柔らかな光が差し込み、ゆったりと読書や調べ物をすることができます。
 また企画展示では、郷土の歴史を紹介する特集などを実施。高村光太郎や宮沢賢治、石川啄木ら著名な人物と地域との関わりを、貴重な資料とともに紹介しています。もちろん、関連書籍も一緒に紹介しており、知られざる地域の魅力に触れることができます。
 そのほか、子ども向けの映画会やおはなし会も実施。12月末には「図書館に行こう!」と題し、本の修理や整理など図書館の仕事を体験できる企画を予定しており、普段は見られない図書館の裏側をのぞくことができます。さまざま企画に取り組みながら、地域の文化活動推進拠点として、その役割を果たしています。

この観光スポットの詳細

※この情報は、広報誌「夢郷」2014年12月号に掲載された当時の内容です。詳細情報が変更となっている場合があります。

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