中野白滝
久慈市の中心街から国道４５号線を北上し約２０km（約２５分）、久慈市と洋野町の境となる高家川に架かる侍浜桑畑橋の下流付近に「中野白滝」があります。
国道から「中野白滝」の標識に従い道を進むと白滝大明神を祀る白滝神社があります。駐車場に降りるとともに滝の流れ落ちる水の音が耳に届いてきます。神社の参道が滝への入り口となっており、鳥居を潜り滝へと降りていく道は、木々に囲まれ木の葉の間からわずかな光が差し込む光景は、滝に近づくにつれ神秘的なムードが高まってきます。
中野白滝は上滝が高さ２７ｍ、幅８ｍ、下滝が高さ６ｍ、幅１２ｍの連続した二段の滝からなり、両岸の奇岩の間を白糸を垂れるように流れ落ちるところから「白糸の滝」とも呼ばれています。水量が豊富で岩間を流れ落ちる力強さと、優美さを兼ね備え水飛沫とともにマイナスイオンを全身で感じることができます。
また、滝から高家川沿いに海まで続く遊歩道があり、荒々しく岩場を流れ落ちる姿や、ゆったりとした流れなど変化に富んだ川の姿と、四季折々に彩りを変える周りの木々を楽しみながらハイキングもできます。ただし、帰りは上り坂が続きますのでその分の体力を残しておいてください。
滝の流れ落ちる水音で遮断され一切の雑音が消し去られた空間で、ひと時心癒してみてはいかがでしょう。
この観光スポットの詳細
※この情報は、広報誌「夢郷」2014年12月号に掲載された当時の内容です。詳細情報が変更となっている場合があります。
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