長者屋敷公園

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 東北自動車道松尾八幡平ICから安代方面へ車で10分。八幡平市282号線と安比高原を結ぶ細い山道の途中にあります。
 長者屋敷は、縄文時代から平安時代までの重層の大規模遺跡が出土しており、蝦夷のチャシ(砦)跡との説もある要害の地で数々の伝説があります。一つは、奈良朝時代、高丸悪路の子、登喜盛の居城で登喜盛長者屋敷と呼ばれ、登喜盛一族が各地からかすめ取ってきた財宝を貯えて住んでいたといわれています。
 また、名家神子田多賀康の娘「岩花」が家宝のお釜と共に幽閉させられた場所で別名御釜屋敷とも呼ばれました。財宝をかすめ取った登喜盛は、やがて征夷代将軍坂上田村麻呂に討たれて滅亡したと言い伝えられています。その折、将軍がこの場所に湧いている霊泉清水で太刀を流い清めたことから「太刀清水」ともいいます。

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 古代からの水場と水神信仰場となっている長嶺神社は山王権現と称していましたが、大小の神社合併の際、新たに名付けた名称で、八つの湧口に境内合祀2社、境内に3社、境外に3社の八水神を祀っています。

 2枚目の画像は岩手の名水20選の一つで、水を汲みに多くの人が訪れます。

この観光スポットの詳細

※この情報は、広報誌「夢郷」2014年7月号に掲載された当時の内容です。詳細情報が変更となっている場合があります。

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