JA新いわて宮古営農経済センターとJA新いわて宮古地域わさび生産部会は6月10日、岩泉町で原料ワサビ出荷目揃い会を開きました。生産者とワサビ加工業者、関係者ら約50人が集まり、出荷規格などを確認しました。
岩泉町は畑ワサビ日本一の産地で、加工原料用の畑ワサビの出荷が6月中旬から始まります。JAは令和3年から出荷調整作業にかかる労力を軽減するため、茎の根の切り取りと洗浄作業を省いた「丸掘り(未洗浄品)」での出荷体系を導入。労力軽減による生産拡大に取り組み、令和3年度は約8割が丸掘りで出荷し、前年比12%増の167トンの実績となりました。令和4度は200トンの出荷で8000万円の販売を目指します。