JA新いわて宮古地域わさび生産部会とJA宮古営農経済センターは4月10日、岩泉町で出荷が始まる花ワサビの出荷目揃い会を開いた。生産者と関係者や約40人が参加し、本年度の出荷規格などを確認した。
吉澤誠部会長は「全国的にワサビ生産が減少する中、新たな生産者も増えている。みんなで力を合わせて頑張っていこう」とあいさつした。
畑ワサビは春になると花芽が出てくるが、株の生育を阻害するため全て摘み取り、花ワサビとして出荷している。
本年度は生食用2.8トン、加工用25.5トンの出荷を計画している。
花ワサビは春の味覚として親しまれ、料亭などでも利用されている。出荷は5月中旬まで。